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大会レポート

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第32回 ROBO-ONEロボワン
第16回 ROBO-ONE Lightロボワンライト
第3回 ROBO-ONE autoロボワンオート

2018年2月24日(土)・25日(日)の2日間、お台場の日本科学未来館にて第32回「ROBO-ONE(ロボワン)」が開催されました。
この場所は、2002年に第1回「ROBO-ONE(ロボワン)」が開催された会場であり、関係者にとっても感慨深い大会となりました。大会へのエントリー数は過去最高となる283台を記録したほか韓国やロシア等、海外も含めた多くの参加者で盛り上がりました。

前回大会からの大きな違いは、「有効技」に関するルール変更です。
これまでのルールでは、パンチなどの攻撃時に自らが倒れた場合でも「捨て身技」の一種として有効な攻撃とみなされていました。しかし今回からは、相手を倒した後、自らは転倒せずしっかりと立っていることが有効な攻撃の条件となりました。
このルール変更で、どの攻撃が有効な攻撃であるか、初めて見る観客にもよりわかりやすくなりました。
また、「大技」についてもルールが大幅に変更になりました。
観客を魅了するような華麗な技は、成功すれば2ダウンを奪うことができる「大技」とされています。ハイキックやバックドロップ、前転キックなどが大技とみなされ、足裏以外の接地や攻撃後に倒れることも許されています。これまで大技の種類は3種類まで、かつそれぞれが1回しか使えないという規定がありましたが、今回からは大技の数に制限がなくなったことに加えて持っている大技を試合中に全て使うことができるようになりました。
この変更により、今大会ではこれまで以上に、迫力のある大技の応酬を見られる機会が増えました。

また、ROBO-ONEのグローバル化も大会を重ねるごとに進んでいます。
今回は、ROBO-ONE/ROBO-ONE Light/ROBO-ONE autoの3種目すべてで韓国チームが決勝に進むなど、韓国勢が大躍進の大会となりました。
中でも、ROBO-ONE autoでは小学6年生の韓国の男の子が優勝し、会場を沸かせました。
今回のミスミ賞も、韓国チームの女の子が海外チームとして初受賞を果たしています。
グローバル化も加速し、より盛り上がりをみせるROBO-ONEをミスミはこれからも応援していきます。

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