社会への取り組み

④制約なく挑戦できる環境を整えるミスミ組織開発

ー人的資本の充実に向けて

 当社は年齢や国籍、経験年数、新卒/中途などを問わず、自発的に様々な挑戦が出来、自発的に戦略を策定し、自発的に実行できる企業です。故に当社は、「多様性」が非常に強く、「政治性」が極めて低い、ユニークかつ健全な企業風土を形成しています。 社員が何ら制約を感じることなく、安心して「次の挑戦」に取り組める環境を、特に以下2つの取組みを重視し、整えています。

ハラスメントゼロ

ハラスメントゼロ

 当社では2017年に「ミスミグループにおけるあらゆるハラスメントを許容しない」というハラスメントゼロ宣言を採択しています。グローバル全社員への定期的なコンプライアンス教育実施、企業および社員行動規範の全面刷新とグローバル展開、内部通報体制の整備とグローバルでの周知などを中心に、「ハラスメントゼロ」に向けた取り組みを積極的に推進し、近年のハラスメント件数は減少傾向にあります。例えば23年度における「ハラスメント」で制裁に至ったケースは、日本で2件、日本以外で1件、と極めて少数でした。
 一方、まだ「ハラスメントゼロ」達成には至っていないことを踏まえ、ハラスメントの撲滅に向けた、更なる教育、予防策、対応策を強化してまいります。同時に、ハラスメントが「隠れる・隠される」ことのないよう、内部通報制度の周知や相談窓口などの案内も常時開示します。

D&I

D&I

 当社では国籍や性別、年齢、学歴、新卒/中途等による差別は一切許容しません。採用、昇格や異動判断に際しても、こういった要素は考慮せずに社員個人の「実践力」や「成果」によって判断しています。
 結果、当社の女性管理職比率は、ミスミ日本で17%、グローバルでは24%、と「製造業」で見れば比較的高い数値となっています。また、ミスミ日本においては、中途採用の比率が85%と、高い多様性を持った組織となっています。
 多様な人材、多様な考え方がミスミモデル進化を加速させる、というコンセプトの元、当社は今後も多様化を進めます。 特に、各地域の現地採用幹部の増加や女性管理職比率の増加は中でも重要と考え、打ち手の本格化を今後グローバルで図ります。
 現在のグローバル女性管理職比率は24%です。当面、女性管理職比率の目標はグローバルで30%とし、積極的な登用を進めてまいります。

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