Next Challenge制度(NC制度)とは、社員が自身のキャリアに対して「次どうする?」を自発的に選ぶ仕組みです。 この仕掛けには下記の「次の挑戦(XX Next)」があります。
- Do Next:
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現職を継続しながら、新たなテーマに挑む
- Go Next:
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チーム、部門、企業体、地域などを跨いだ異動を行う
- Up Next:
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職位(メンバー→リーダー、リーダー→ディレクターなど)を超える昇進昇格について自発的に手を上げる仕組み
「飛び級」も可能(リーダー→部門長など)
- Be Next※:
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同職位内の区分も自ら手を上げ「昇格」する仕組み
- シニアNext※:
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定年再雇用を迎える社員に対する「次の挑戦」を選定する仕組み
※日本のみを対象とした制度
中でも当社ユニークな仕組みは「Do Next」と「Go Next」です。社員は、基本的には自主的なキャリア選択により、異動する・しないを決めることが出来ます。しかし、「正しい挑戦」(「Keep Challenging」)の指針に沿って、現在に安住せず、常に「次どうする?」を問い続けてもらうためには、社員が一つの職場に長年「固定化」することは成長の妨げになると考え、DoおよびGo Nextでは、毎年、社員の「現職」を「白紙」にし、現職を続けたい場合も、異動したい場合も、希望する組織に「応募」して自分の職場を決めることを求めます。組織側も自組織の社員を「次の挑戦」に向けて後押ししつつ、自組織に人材を集められるよう、自組織の魅力を高めることが求められます。いわば、社内を「労働市場化」して、常に次の挑戦に向けた多様なキャリア選択肢、多様な組織編成が可能になるような仕掛けとなっています。また、Go Nextは国や職種を跨いだ挑戦が可能になっています。
また、「社員の次の挑戦」を測る指標として、社内の流動性をKPIとして設定しています。
・目標値:2026年3月末までに、20%を達成
―対象範囲:ミスミ日本籍(株式会社ミスミグループ本社 および 株式会社ミスミ)の社員
※海外法人への異動等を含む
―NextChallenge制度を運営するミスミグループ本社の人事部門が所管しており、毎年度の流動率を確認しています。
毎年度の活用実績等を踏まえ、年に一度、目標の適切性を見直します。
・直近の実績値:18% (2024年4月~2025年3月)
