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「若手が海外で活躍する会社」そう断言できる力強さに惹かれた。
父が仕事で海外を飛び回っていたこともあり、自分も「海外を舞台に大きな仕事ができるところに就職したい」と考えていました。さまざまな企業が存在する中、海外で働けると謳う企業は多いですが、実際に実現できるのは30代以降……というところがほとんど。しかし、ミスミは「入社3年目で海外出張」「入社4年目で海外出向」など、実際に若手が活躍している事例を多く提示しており、そこが入社の決め手になりました。
入社以来、法務室に所属しています。法律を調べたり、契約書を細かく確認して修正したりと地道な作業も多いですが、入社3年目の頃から、規模の大きい仕事を任せてもらえるようになりましたね。中国法務のローカライズプロジェクトでメイン担当を任されたり、グループ会社の担当者として法務相談や研修会を開いたり、工場の新規開発や共同開発にも携わるなど、学生の頃にイメージしていた「スケールの大きい仕事」は、体現できていると思います。 -
中国法人の今後を左右するプロジェクトのメイン担当に。
最も印象に残っている仕事は、中国法務のローカライズに関するプロジェクトですね。ミスミグループには中国法人が複数あるにも関わらず、法務専門の部署がなく、私たち日本の法務室が遠隔で法務処理を行っていました。しかし、言語の違いや法改正への対応速度といった課題もあり、現地に法務室を立ち上げることに。まずは私の上司が出向して日本法人のノウハウを現地に共有し、現地の法務体制を強化していきました。私が入社4年目になった段階でメイン担当を引き継ぎ、ローカライズを促進。各法人の足並みが揃うよう予め課題を予測して対策を練るなど、細かな戦略を立てながら進めていきました。
そして2017年、無事にプロジェクトを完了することができたのです。この取り組みは社内でも評価され、コーポレート部門の成果発表会で最優秀賞を受賞。次はプラットフォームの本選に出場します。グループ全体に影響を与える一大プロジェクトを担当できたという経験は、ミスミだからこそできたのだと思います。 -
法務室の仕事に、マンネリはない。
「入社して何十年が経っても、未だに新しい仕事に出会えるところが法務の面白いところだ」。これは部長の言葉ですが、私も法務室で過ごした7年間を振り返ってみて、「前と同じこと」が起きた記憶はほとんどありません。法律は日々変わっていきますし、ミスミという会社自体もどんどん変化していく。そう考えると、マンネリを感じることはこの先も絶対にないと思います。
また、仕事となると、ときには理不尽なこともあると思いますが、私は法務室の先輩方が言うことに対して「納得がいかない」と感じたことが一度もないのです。相談したいことがあると言えば、どれだけ忙しくても、その日中に時間をつくって対応してくれますし、すべての発言がロジカルで、「なるほど」と納得できることばかり。先輩方は私にとって憧れの存在ですね。学べる部分をすべて吸収し、ゆくゆくは私も法務室でマネジメントを担う立場になりたいと考えています。 -
大企業としての風格を持ちながら、成長を止めない風土がある。
ミスミは、大企業としての規模を誇る企業です。しかし、その現状に満足することなく、成長を続けようとする風土があります。ここ最近ではより一層社員の「挑戦しよう」「新しい技術を取り入れよう」という想いが強くなったように感じています。法務室は、各部署が新たに計画している事業関連の相談や、その契約書が集約されてくる場所です。色々な部門の方と業務を行うことができ、会社全体の勢いや動向を感じ取れることは非常に刺激になりますし、だからこそ「この勢いを緩めるわけにはいかない」という熱意も湧いてきます。
今後、業界初、世界初となるような挑戦も増えていくでしょう。社員のみなさんの成長スピードに合わせて、私個人も、法務室全体のスキルも、ますます磨いていきたいと思います。
※この記事は2018年3月時点のものです。
社員インタビュー コーポレート系
- 職種
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:法務
- 氏名
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:H・Aさん
- 入社年度
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:2011年度
- 出身学部
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:法学部 卒
