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現在のお仕事内容を教えていただけますか?
ミスミの基幹システムの刷新という大規模なプロジェクトに取り組んでいます。刷新といっても基幹システムを単に作り直すのではなく、サービスや業務オペレーションの見直しを同時並行で行います。主にインフラ領域を担当していますが、サーバーを立てるだけでなく新しい技術を積極的に取り入れながらフレームワークを開発して提供し、一部アプリケーションに踏み込んで業務を行っています。2019年のプロジェクト立ち上げ当初はベンダー含め10人未満で運営していましたが、現在では200人規模で日々改善に向け取り組んでいます。
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お仕事のやりがいや面白さについてお聞かせいただけますか?
2つあります。1つは、私たちの仕事が会社の将来を左右するというスケールの大きさです。構想として思い描いていたものが形になっていく、これがミスミの基盤になっていくということが非常にチャレンジングで、やりがいを感じます。もうひとつは、さまざまな新しい技術や考え方を学べるため、好奇心が満たされることです。既存の技術に固執せず、トレンドに沿った最新技術をキャッチアップしながら取り込んでいく面白さがあります。
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会社の事業成長を支える重要な次世代基幹システムを開発されているのですね。
やはり1人あたりの裁量は大きいのでしょうか?そうですね。ぼんやりとしたコンセプトからシステム開発を具体化していく流れの中で、エンジニアは裁量をもってどんどん意見を出していけるので、上流工程から参画できるからこその面白さと難しさがあります。
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業務上工夫していることや心掛けていることはありますか?
こちらも2つあります。1つは、専門家とのリレーション構築です。新しい技術の投入にトラブルはつきものですので、技術的な面では可能な限り専門家たちの知見を借りるようにしています。自分たちの見えている範囲だけで設計構築せず、製品や技術をきちんと活用できているか、使い方は適切かという観点をもってつねに「疑う」姿勢をもつよう心掛けています。もうひとつは、私たちが開発する技術を使う他チームや開発スピードを上げるという会社の課題に寄与しているか、効果が出ているかを意識し続けています。
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まさしく社内外と連携して手掛けているプロジェクトなのですね。
専門家とは具体的にどのような方々を指しているのでしょうか?専門家とは、製品のベンダーの日本法人担当者ではなく、その製品の実際の製品の開発者を指しています。開発者と直接コネクションを作り、製品の思想を取り込んでいくところが、難しいところでもあり求められるところでもあります。基幹システムの刷新という大規模なプロジェクトに製品や技術を投入していくからこそ、ベンダーの製品開発者にとっても製品を育てる良い機会として参画していただき、両社で成長していけるよう働きかけています。
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今後のキャリアプランや挑戦したいことについてお聞かせいただけますか?
目下、現在開発中の次世代基幹システムをきちんと形にして安定運用していくことです。今回のプロジェクトのミッションには、ミスミ全体の技術的なレベルの底上げも含まれています。そのため、新しい技術を開発ししっかりとした基盤を作り、それを他のプロジェクトでも横展開していくことで、ミスミ全体の技術的な基盤を絶えず進化させていきたいと考えています。
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最後に、ミスミへのキャリア入社を検討される方へメッセージをお願いします。
ミスミは新しい技術を導入することに大きな投資を行っており、挑戦させてもらえる環境が整っています。また、会社として失敗を許容し失敗から学ぼうという文化があります。そのため、新しいことに挑戦したい方や、挑戦と失敗を繰り返しながら最先端のものを切り開いていくことを面白いと感じる方にはピッタリだと思います!
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ありがとうございました!
