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自分のペースで、前向きに仕事に取り組める。
私がミスミを選んだ理由は、社員のみなさんが「温かい血の通った人」という印象を受けたことと、社員のチャレンジを大切にしてくれる会社だと感じたことです。上司をはじめ、メンバー全員がフォローしてくれますし、時には厳しい言葉をいただくこともあります。同時に、私の病気のことをきちんと理解してもらえているのはとても心強いですね。私は障がいの特性上ストレス耐性が弱く、頑張りすぎると体調を崩してしまうことがあるのですが、今の職場では疲労したときには変に気を遣わず自由に休憩をとれますし、私が無理をしていそうなときは「ちょっと休んだら?」と自然に声をかけていただけます。
以前の私は障がいを隠して大丈夫なふりをし、その結果ダウンしてしまうということもありました。でもミスミに入社してからは、自分の弱さをきちんと認めた上で、自分にできる範囲でみんなの役に立とうという、前向きな姿勢をとれるようになったと思います。2016年4月には契約社員から正社員になりました。気持ちも新たに、これからも色々な仕事に自分らしく挑戦していきたいと思います。 -
法務関連資格や英会話も身につけ、新たな仕事にチャレンジ中。
入社した当初は法務に関する知識は全くありませんでした。最初のころは書類整理、Excelを使ったデータ入力、資料のPDF化など庶務業務のうち、ごく一部を担当していました。でも、本人の意欲次第で仕事の領域をどんどん広げていけるのがミスミの特徴。今では外務省や大使館での事務手続きや英文契約書の照合、経費処理など法務内で行う庶務業務はかなりの部分までできるようになりました。私は不安になりやすい性格なので、作成した書類に間違いがないか、何度もチェックしてしまうのですが、「そういう慎重さが法務には大事なんだよ」と認めていただけるのでうれしいです。より専門的な法務関連業務もやってみたいと考えており、昨年末にはビジネス実務法務検定の2級・3級を取得しました。
また、法務室では英語を使った業務も多いので、無料で利用できる英会話レッスンも受けています。ゆくゆくは法務のグローバルミーティングに参加したり、英文契約書の作成にも携わってみたいですね。今後の長期的な目標は「あと20年間はミスミで活躍すること」。これまで以上に障がい者が活躍できる会社づくりに向けて、少しでも役立つことができればと思っています -
ありがとうございました!
誰もが自分らしさを発揮できる環境を目指し
フォロー体制を整えています
誰もが自分らしさを発揮できる環境を目指し
フォロー体制を整えています
M・Uさんを受け入れるにあたり法務室でまず取組んだのは、障がい特性を理解し、チームで周知徹底することでした。また、彼女のフォローは私だけではなく部署全体で行っていますが、人材開発室の担当者や社外の主治医など、部署外にも「相談できる相手」を確保しています。一方、M・Uさんも病状を自己管理し、報告もしてくれるので安心できます。また、積極的に意見を伝えてくれるので、想像以上に早く職場に溶け込み、今では法務室に欠かせないメンバーとなってくれました。これからもM・Uさんには庶務のエキスパートとして幅広い仕事を任せたいと考えていますし、ゆくゆくは法務相談の受付業務にもチャレンジしてほしいですね。