環境マネジメントの考え方
環境マネジメントの考え方
ミスミグループは、事業展開そのものを通して、インダストリアル・オートメーション産業界の資源投入量・消費量を削減する付加価値を提供しています。お客さま・サプライヤーの皆さまのあらゆるムダを根本的に排除することによって、従来の大量生産・大量消費・大量廃棄経済から循環型経済への移行加速に貢献します。(他社の事業活動のムダ排除に伴う間接的な環境負荷低減)
また自社の事業活動について、地球温暖化防止をはじめとした各種の環境対策に取り組むとともに、サプライヤーを含めたトータルサプライチェーンの観点より必要な環境対策を進め、商品の品質・安全性を含めた環境経営を推進します。(自社の事業活動と商品に関する環境負荷低減)
ミスミグループは事業活動と商品に関する環境負荷低減について、以下の方針に基づいて推進します。
【ミスミグループ 環境基本方針】
【ミスミグループ 環境基本方針】
- 1.
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環境に関してミスミグループの事業活動が対象となる法規制や、その他の要求事項のうち自ら同意したものを遵守します。
- 2.
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自社の事業活動における社会環境負荷の低減と汚染予防を推進します。
- (1)
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エネルギーの効率的な利用や再生可能エネルギーの利用を推進し、化石燃料由来のエネルギー利用を削減することにより地球温暖化防止に努めます。
- (2)
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資源の再利用・リサイクルを推進し、廃棄物の排出削減と資源の有効利用に努めます。
- (3)
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水の効率的な利用や排水管理による汚染防止を推進し、水資源の保全に努めます。
- (4)
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有害物質の削減や適切な対策の実施など化学物質管理を推進し、大気・水質・土壌の汚染防止に努めます。
- (5)
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商品に関して、その使用時におけるお客さまの安全と健康や使用済み商品の環境負荷に配慮し、対象となる法規制を遵守します。
- 3.
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環境目標の定期的見直しと継続的な改善活動を推進します。
制定日: 2025年7月24日
環境推進体制
環境推進体制
ミスミグループでは、代表取締役会長を委員長とするサステナビリティ委員会を設置しています。委員会は当社におけるサステナビリティの基本方針策定、経営計画や経営方針に対する検証、社会課題に対する取り組みを推進し、取締役会に報告・提言を行います。 環境課題に対する取り組みは、環境方針策定、GHG排出量、有害物質、水資源、廃棄物、商品の環境対応等の課題を中心に、サステナビリティ委員会とグループの執行組織である本部・企業体・プラットフォームが連携して進捗状況のモニタリング・評価を行い、継続的に取り組んでいます。
環境に関する目標
環境に関する目標
1. GHG排出量の削減目標
1. GHG排出量の削減目標
当社は、GHG排出量につき以下の削減目標を策定しました。これはSBTi(※1)において1.5℃目標(※2)を達成するために求められる削減率・水準と整合するものです。
【目標】
ミスミグループ全体の事業活動に伴うGHG排出量(スコープ1,2)について、
・ 2030年度までに2020年度比で42%削減する
・ 2050年までにカーボンニュートラルとする
- ※1
-
SBTi(Science Based Targets initiative)とは、2015年にCOP21にて合意されたパリ協定が求める水準と整合したGHGの削減目標を企業が設定することを推進する取り組みである。
- ※2
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1.5℃目標とは、パリ協定で掲げられた、世界的な平均気温上昇を産業革命以前と比べて1.5℃に抑制するための目標である。
2. 水に関する目標
2. 水に関する目標
【目標】
ミスミグループ全体の事業活動において2030年度まで以下につき継続する。
・水の使用および排水に関して各拠点が対象となる法規制を遵守する
・各拠点にて行政当局等と合意した基準値を上回る排水をゼロとする
サステナビリティマネジメント体制
サステナビリティマネジメント体制

