韓国でのサービスを開始、さらなる世界展開へ

株式会社ミスミグループ本社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：大野龍隆）が提供する機械部品調達のAIプラットフォーム「meviy（メビー）」は、2024年2月13日より韓国でのサービスを開始します。meviyの海外での展開は、欧州、米国、中国に続く、4地域目となります。
今後もミスミはサービスの向上を通して、IA（インダストリアル・オートメーション）産業のお客さまにグローバルで時間価値を提供、生産性の向上に貢献してまいります。

meviyはIA産業のお客さまの機械部品調達における非効率をグローバルで解消するというミッションのもと、世界展開を強化してまいりました。今回、欧州・米国※1・中国※2に続く韓国でのサービスを開始します。
韓国市場は、製造業がGDPの3割を支える重要産業である一方、日本市場をはじめとする他地域と同様、その生産性においては多くの課題が残されています。韓国経済の継続的な成長において、製造業の生産性や品質向上、IoT・AIなど次世代情報技術の積極的活用による産業全体の効率化は重要な位置づけにあるといえます。
また、設計においては３DCADでの設計が主流であるなど韓国市場での３DCAD普及は進んでいる反面、調達では未だ紙図面での調達が主流であり、部品調達にかかる工数が膨大で価格と納期が不安定であるなど多くの課題があります。
meviyが提供する３Dデータによる「AI自動見積もり」、高品質の商品を確実に短納期で届ける「デジタルものづくり」の価値は韓国市場においても極めてニーズが高く、韓国の製造業の発展に大いに貢献できると考えています。

日本で展開する板金加工、切削加工のラインアップに加え、韓国市場の独自ニーズへ対応し展開します。
機能・サービスについては、今後も継続的に強化アップデートしていく予定です。

サービスに関する詳細は以下をご参照ください。

meviyの韓国市場へのリリースに先立ち、2023年11月14～17日に開催された大邱国際自動化機器展に出展しました。会場では、meviyのデジタルものづくりのデモンストレーションや実際にmeviyを操作できる「AI見積もり体験コーナー」も設置しました。来場されたお客さまの99％がmeviyの操作性について「使いやすかった」、94％のお客さまが「継続して使いたい」と回答しました。機能面においては、最も満足した機能として76％のお客さまが「AI自動見積もり機能」を挙げました。

meviyは機械部品の3DデータをアップロードするだけでAIが自動で即時見積もり、独自のデジタル製造システムにより最短1日での出荷を実現します。これまで、機械部品調達時に発生していた作業時間の9割以上を削減することで、お客さまの部品調達における非効率を解消するプラットフォームです。3年連続で国内シェアNo.1を獲得、第9回ものづくり日本大賞において「内閣総理大臣賞」を受賞し、製造業の生産性向上において高い評価を得ています。海外でのサービス提供も拡大しており、部品調達DXを通じた時間価値をグローバルで提供しています。

オートメーションの現場で必要とされる機械部品や、工具・消耗品などをグローバル32万社以上※3に販売しています。製造機能を持つメーカーと他社ブランド品を販売する商社としての顔を併せ持つ、ユニークな事業モデルとそれを支える事業基盤により、「グローバル確実短納期」を実現し、お客さまの利便性向上に貢献しています。