切削部品（材質、表面処理）ラインアップ大幅拡大

株式会社ミスミグループ本社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：大野龍隆）が提供する機械部品調達のAIプラットフォーム「meviy（メビー）」は、7月3日より切削部品（角物・丸物）の材質、表面処理のサービスラインアップを大幅に拡大します。今回のサービスリリースでは、切削部品の材質、表面処理を角物で10種、丸物で9種の追加となり、一度に追加する数としては過去最多となります。機械設計に必要となる機械部品すべてをmeviyで一括調達していただけることを目指し、サービスラインアップの拡充を通して、IA（インダストリアル・オートメーション）産業のお客さまに時間価値を提供、生産性の向上に貢献します。

meviyではこれまでも様々なサービス拡充を続けてきましたが、一度に追加する数としては今回が過去最多となります。切削部品（丸物）においては、導電性、熱間鍛造性、耐食性、被削性、殺菌性に優れ、導電性による電気部品、被削性による精密部品、またその色味から外装部品として使用される「真鍮」（C3604-LCd）を切削サービスとして初めて提供開始。また、角物・丸物共通で、皮膜が硬く耐摩耗性に優れ、主に自動車設備関連、鉄道設備関連、航空設備関連、医療機器等で用いられる表面処理である「硬質アルマイト」などを追加しています。

meviyは2019年にサービスを本格的に開始して以来、現在では10万人を超えるお客さまにご利用いただけるサービスとなりました。これまでもお客さまの声、お客さまへの時間価値提供にこだわり、利用頻度が高い材質や表面処理を中心に拡充を続けてきました。
一方で、利用頻度は高くないものの様々な利用シーンにおいて一定の需要がある材質や表面処理が存在しており、これまではmeviy以外の手段で別途調達をせざるを得ませんでした。こうした状況に対して、今回一挙に材質と表面処理のサービスラインアップを追加、meviyで調達できる機械部品の範囲を大幅に拡大させることで、お客さまの調達にかかる時間削減を実現します。

meviyは機械部品の3DデータをアップロードするだけでAIが自動で即時見積もり、独自のデジタル製造システムにより最短1日での出荷を実現します。これまで、機械部品調達時に発生していた作業時間の9割以上を削減することで、お客さまの部品調達における非効率を解消するプラットフォームです。3年連続で国内シェアNo.1を獲得、第9回ものづくり日本大賞において「内閣総理大臣賞」を受賞し、製造業の生産性向上において高い評価を得ています。海外でのサービス提供も拡大しており、部品調達DXを通じた時間価値をグローバルで提供しています。

オートメーションの現場で必要とされる機械部品や、工具・消耗品などをグローバル33万社以上に販売しております。製造機能を持つメーカーと他社ブランド品を販売する商社としての顔を併せ持つ、ユニークな事業モデルとそれを支える事業基盤により、「グローバル確実短納期」を実現し、お客さまの利便性向上に貢献しています。