静岡から世界のものづくりを確実短納期で支える「駿河生産プラットフォーム」

【イベントレポート】『中学生向けオープンファクトリー』を開催

~5月16日実施、静岡大学主催「中学生を地域企業で育てるキャリア教育プログラム」の一環~

株式会社ミスミグループ本社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大野龍隆)は、グループ会社である株式会社駿河生産プラットフォーム(本社:静岡県静岡市、代表取締役社長:遠矢工)の清水工場に、静岡市立南中学校の生徒21名を招待し、オープンファクトリーを実施しました。静岡大学が企画する「中学生を地域企業で育てるキャリア教育プログラム」の一環で、同大学からの依頼を受け実現しました。
ミスミグループは、IA(インダストリアル・オートメーション)産業や地域社会に貢献する取り組みを今後も継続してまいります。

工場内で製造する「金型部品」についての説明を受ける生徒たち

工場内で製造する「金型部品」についての説明を受ける生徒たち

開催背景

開催背景

静岡大学は、静岡市内の公立中学校を対象に「中学生を地域企業で育てるキャリア教育プログラム」を企画、3日間にわたり地域の企業で実際の業務体験、大学での講義を実施しました。駿河生産プラットフォームは地域企業のひとつとして活動に賛同し、生徒の受け入れを行いました。同プログラムは今回が初開催となり、当社としても中学生が生産現場に入り、実際にものづくりの体験を行うのは初めての取り組みとなりました。
本プログラムは、これまで静岡市内の公立中学校で実施されてきた「職場体験プログラム」を単純な作業の切り出しではなく、生徒たちがこのプログラムを通じて社会の仕組みを学び、地域企業で働く大人の姿に触れることで、将来の職業選択の幅が広げ、生徒たちが地域内での成長と活躍を描けることを目的としています。

イベントレポート

イベントレポート

ミスミグループ 駿河生産プラットフォームのものづくりとは

ミスミグループ 駿河生産プラットフォームのものづくりとは

㈱駿河生産プラットフォーム 代表取締役社長 遠矢工より、ミスミグループや駿河生産プラットフォームの紹介を行いました。日本のものづくりが直面する人手不足や時間不足といった社会課題に対し、お客さまの工数削減・確実短納期によりお客さまの時間を創出することがミスミグループの最大のミッションであり、その生産を担う駿河生産プラットフォームはものづくりの進化に挑戦し続けてきたことを説明。最後に、「継続は力なり」と生徒にエールを送りました。

代表取締役社長 遠矢工より、ミスミグループや駿河生産プラットフォームの紹介

工場見学・製作体験

工場見学・製作体験

作業服に着替え、工場内部へ。工場内で働く担当者から、この工場で製造している「金型部品」についての説明を受け、安全配慮のための注意事項を確認後、体験学習に移ります。自社開発した受注製作品の自働化システム「ALASHI」を生徒たちが実際に操作して、パンチ(金型部品)の製造と製品の精度を確認する作業を体験しました。その後、工場の地下に入り、耐震構造を見学。想定される最大の地震にも耐えうるBCP対策について学びました。
参加した生徒たちは熱心に説明を聞き、普段触れる機会のない工場に興味津々、機械操作では真剣な面持ちで体験していました。

「ミスミ生産方式」による自働化システム(ALASHI スタジアム)

「ミスミ生産方式」による自働化システム(ALASHI スタジアム)

指導員に教わりながら、機械を操作する生徒

指導員に教わりながら、機械を操作する生徒

耐震構造を実際に見学

耐震構造を実際に見学

記念品 工場内の設備開発に使用される3Dプリンターで製作したネームプレートとALASHIで生徒が加工した金型部品(パンチ)

開催概要

開催概要

日時

2024年5月16日(木)09:30~11:30

場所

㈱駿河生産プラットフォーム 清水工場 静岡県静岡市清水区七ツ新屋505番地

参加者

静岡市立南中学校2年生 21名予定引率教員1名 計22名

静岡大学学生支援センター キャリアサポート部門 宇賀田栄次教授

主催

国立大学法人 静岡大学

静岡大学 担当教授コメント

静岡大学 担当教授コメント

静岡大学 学生支援センター 宇賀田 栄次 教授

静岡大学 学生支援センター 宇賀田 栄次 教授

静岡大学 学生支援センター 宇賀田 栄次 教授

普段は大学生の就職支援をしていますが、キャリア情報をもたないまま就職していくことに課題感を感じ、中高生のうちから就職に関する情報に触れておくべきだと感じていました。今回、静岡市立南中学校から職場体験に関して相談を受け、「どういう会社があって、どういう事業・働き方をしているのか」を知ることができるより実践的なものへと昇華させました。こうした機会は生徒自身が将来のキャリアを考える上で、地元での就職も選択肢として具体的に想像できるよいきっかけになると考えています。

駿河生産プラットフォーム 責任者コメント

駿河生産プラットフォーム 責任者コメント

㈱駿河生産プラットフォーム 代表取締役社長 遠矢工

㈱駿河生産プラットフォーム 代表取締役社長 遠矢工

地元中学生の受け入れは当社としても初の取り組みとなりました。このプログラムに参加された生徒の皆さんには、当社のものづくりの体験を通じ、「自分たちの住む地元に世界のものづくりを支える企業があるんだ」と知っていただき、弊社のものづくりの社会的意義や楽しさを実感してもらえばと思います。当社は今後もこうした取り組みを拡げ、地域社会や人材育成へ貢献していきたいと考えています。

参加した生徒からの感想

参加した生徒からの感想

「初めて見た機械は複雑そうだったけど、実際に作業してみると、誰でもすぐにできるようになっていて、すごいと思った。駿河に来てものづくりに関心を持った。静岡にもこんなすごい企業があるんだ。いい経験ができました。」

「油のにおいが印象的だった。でも工場のイメージと違って、駿河の工場は明るくて雰囲気もいい。地震対策もここまで手をかけているのだと初めて知った。自分も将来ものづくりに関わりたい。」

駿河生産プラットフォームとは

駿河生産プラットフォームとは

ミクロン単位の精度が要求される「精密加工技術」をベースに事業を展開、国内トップクラスのシェアを誇るパンチ&ダイ部品等を手掛けるプレス金型部品製造事業をはじめ、モールド金型部品製造事業、自動化部品製造事業、光関連機器製造事業を展開、ミスミグループの生産を担っています(2005年4月株式会社ミスミグループ本社と経営統合)。2014年度 GOOD FACTORY賞では「ものづくりプロセス革新賞」を受賞。現在、日本(静岡、茨城、兵庫)、ベトナム、韓国、中国、タイ、インドに拠点を構えています。

ミスミとは

ミスミとは

オートメーションの現場で必要とされる機械部品や、工具・消耗品などをグローバル31.8万社以上(2024年3月時点)に販売しています。製造機能を持つメーカーと他社ブランド品を販売する商社としての顔を併せ持つ、ユニークな事業モデルとそれを支える事業基盤により、「グローバル確実短納期」を実現し、お客さまの利便性向上に貢献しています。

報道に関するお問い合わせ
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株式会社ミスミグループ本社 コーポレート・リレーション室 松原

e-mail
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03-6777-7502

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