支援団体インタビュー

2016年度

宮崎工業高等学校

Team宮工

Team宮工のソーラーカーへ込める、熱い想いをご紹介させて頂きます!

『宮崎工業高等学校 Team宮工』って
どんなチーム?

Team宮工(宮崎工業高校・自動車部)には機械科、生産システム科、電気科、電子情報科といった各学科から、3年生7名、2年生3名、1年生:7名の計17名の生徒が所属しています。

「地域のエコカーレースに参加しては優勝を重ねています。ソーラーカーレース鈴鹿では3年連続で表彰台に上がり、特別賞も頂きました。また、第23回みやざきテクノフェアや2016工業教育フェアに製作物を展示し、環境配慮型エネルギー利用の具体例を多くの人々に伝えるよう活動しています。活動を評価され、宮崎県産業教育振興会生徒表彰や宮崎県学生栄誉賞も頂きました。」

”妥協なし”のものづくり

「Team宮工のマシンは、軽量性と剛性(安全性や操作性に影響)を追求した結果、全てカーボンコンポジット製のフルモノコックフレームです。通常の、ばらばらに作ったパーツを組み合わせて作るラダーフレーム構造と違って、車台とボディを一体の構造物として製作するため複雑な作業工程を要します。製作はいつも次々に現れる壁との戦いの繰り返し。試行錯誤を重ねながらも、車体作りのすべてを高校生の手で行っています。真剣なものづくり、ましてレースで人を乗せて走るものですから「学生の作るものだ」という甘えはありません。機能と見た目、どちらも高いレベルの完成度をめざし、作業1つ1つを丁寧に行うことを何よりも大切にしています。」

レースの醍醐味とチームワークの高さ

「努力や苦労は全てレースの順位となって成績や走行データ(ラップタイムや消費電力)に現れます。もちろんうまくいくことばかりではありません。タイヤのパンクや運転ミスによるスピン、時にはクラッシュして車体を壊すこともあります。走行前日まで何日もかけて車体の修復を行ったり、レース中は敏速な交換作業で車体を再びコースに送り出すことができるよう、何度も練習を繰り返してきました。高い技術力とともに、どんな困難も乗り越える高いチームワークがTeam宮工の自慢です。」

「エコデンレース」への意気込み

「昨年(2016年大会)では念願の総合優勝を果たすことができました。今年は当然、連覇を目指します。10月から始まる九州エコデンシリーズ戦を控えた9月現在も、鈴鹿で投入した新車の改良や調整を続けています。また、11月の大きな大会に向けては大幅な記録向上を期待できる新しいパーツを鋭意製作中です。前作マシンの記録を上回るよう車体の改良作業を頑張ります。」

この素晴らしいチームワークが好成績を収める秘訣なんですね。高校生のうちから、ハイレベルな技術力・忍耐力を身につけられているとのことで将来が楽しみです!!
3年生が引退され、新チームでの参戦となる「エコデンレース」。Team宮工の実力が発揮できるよう頑張ってください!応援しております!

チームの活動・大会の詳細については、下記よりご覧いただけます。
▼『宮崎工業高等学校 Team宮工』Facebookページ
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