支援団体インタビュー

2016年度

名古屋大学

フォーミュラチームFEM

フォーミュラ大会を控え、最終調整をされている様子を、シャシー部門エアロデバイス担当の中野さんにご紹介頂きました!

『名古屋大学フォーミュラチームFEM』って
どんなチーム?

チーム名の”FEM”は、常におもしろいフォーミュラカーを生み出し続けることを意味した「Formula Entertainment Manufacturer」や、数多くの仲間たちが自由に活動を行えるということを意味した「Free Entry Many Mind」という言葉の頭文字をとったもの。2003年設立以来、全日本学生フォーミュラ大会への参戦・優勝を目指しており、2014年大会では、優勝の経験もされています。また、自動車産業のお膝元ということもあり、部員数は約60名と多数のメンバーが在籍されており、活気に満ちた活動をされています。

新たな試み「EVへの挑戦」

前年度までは、ICVクラス(ガソリン車)での大会出場でしたが、今年度よりEVクラス(電気自動車)へ挑戦されるとのこと。EV挑戦に向け、力を入れている点、また苦労した点をお伺いしました。

「海外では、圧倒的に電気自動車が強い。しかし日本はまだまだで、実際にEVクラスに挑戦する団体も少ない。その中で、ガソリン車にも勝てる電気自動車を目指したい。今回は、EV特有の加速力と高いレスポンス性を活かしたマシンを制作しております。また、CADを使った設計や解析ソフトを用いたパーツの強度やエアロパーツの空気の流れの解析に力を入れています。」

「苦労した点は、EVはプログラムでマシンを動かすため、回路が非常に多いことです。ケーブル・配線が多いことで、それに関するトラブルが多く発生しております。しかし、事前の走行会でそれらのトラブルを全て出し切って本番に挑みたいと思っております。」

9月の全日本学生フォーミュラ大会に向けた意気込み

「今年は、初めてのEVクラスへの挑戦なので苦労した点も多いが、目標としては、トラブルなく走り切り、EVクラスで優勝することです。さらにはICVクラスにも勝って総合優勝できるように頑張りたいです!」

強豪チームの新たな挑戦に期待ですね!大会での本領発揮を楽しみにしております。

▼『名古屋大学フォーミュラチームFEM』の活動の様子は下記より詳細がご覧いただけます。
http://nagoya.fem.jp/diary/diary.html

名古屋大学 フォーミュラチームFEM