インタビュー
第30回大会 ミスミ賞
assault(アサルト)の特徴を教えてください
宗平さん:assaultの最大の特徴は肩にサーボモータを2つ積んでいることです。相手を突き飛ばせるくらい強いロボットを作りたいと考え、一つは可動域を広げるために、もう一つはパワーを高めるために取り付けました。
assault(アサルト)
初出場
第26回大会
最高順位
本大会3位
Weight
2.7 kg
Height
29.2 cm
assaultの製作で難しかった点を教えてください
新居さん:assaultは肩に積むモータを増やした影響で上半身が重くなり、歩行のバランスを取るのが難しくなりました。そこで、重心を安定させられるように腕の位置や振り方を何度も変えてみましたが、なかなか思い通りに動いてくれず苦戦しました。当日の朝になっても前歩行すら思い通りにいかないような状態でしたので焦りもありましたが、何とか調整して試合に臨むことができました。
そのような中で見事大会3位に輝きました。最後の粘りの要因を教えてください
文谷さん:先輩や同期の期待ですね。assaultの製作では歩行も含めてトラブル続きでしたが、その都度先輩や同期の仲間が助けてくれました。assaultは部のみんなの想いが詰まったロボットで、だから自分も絶対に勝ちたいと思いましたし、強い気持ちで取り組んだからこそassaultも応えてくれたんだと思います。
文谷 勇介 さん
将来の夢を教えてください
新居さん:ロボットと人間の距離を縮められたらいいなと思います。多くの人はロボットに対して「難しそう」というイメージを持っていると思いますが、私は使い方次第でもっとロボットが人間をサポートしてくれるはずだと思っています。皆さんのロボットへのイメージを変えるためにも、将来は人の心を癒してくれるようなロボットを作りたいです。
文谷さん:私はアニメなどに出てくるような二足歩行の大きなロボットを作ってみたいです。小学生の頃、テレビで特撮ものやアニメを見て二足歩行ロボットに憧れていました。みんなが楽しめるロボットを通して、二足歩行ロボットに興味を持ち、携わる人が増えることで、新しい発想が生まれたり、技術が進歩してほしいなと思います。
宗平さん:自分で考えて行動できる完全自律ロボットに興味があります。今はどちらかというとハードをメインに学んでいますので、大学ではセンサーやプログラミングなどソフト面にも取り組んでいきたいです。
新居 諒真 さん
宗平 怜央 さん