支援団体インタビュー
2016年度
工学院大学
ソーラーチーム
先月、29日に参加させて頂いた、新車両お披露目記者発表会の様子を交えてご紹介させて頂きます!!
『工学院大学 ソーラーチーム』って
どんなチーム?
現在、300名を超える学生が在籍しており、ミスミ支援団体の中で最も所属人数の多いチームです。
産学連携を通したサポート企業の技術提供を受けて、学生が”設計”から”製作”まで全てを担当されております。
新車両「Wing」のお披露目
今回は、ソーラーカーの世界大会である「2017 Bridgestone World Solar Challenge」(10月開催)への3度目の参戦に伴い、4号機となる新車両「Wing」が披露されました。
”自然との共存”と、若きエンジニアが ”将来に羽ばたく” ことを意味して「Wing」と命名されたとのことです。
新車両「wing」は、美しい曲線が多く使われており、つい見入ってしまう素敵なデザインでした。
一方で、車両内は想像以上に狭く、レースの過酷さが感じられました。
10月に行われる大会のドライバーはチーム初の女性ドライバーとのことで、大会に向け身体作りもされているとのことです。
車両だけでなく身体作りにも余念がないとのことで、大会優勝へ向けての気合いが伝わります。
学生キャプテン 中川拓朗さんの
「Wing」に込めた想い
「サポート企業の皆様をはじめ、様々な方のご支援を頂き、チームにとっても自信作の車両が完成しました。
オーストラリアで勝利を収めるには、バランスのよい総合的な設計が必要だと考え、徹底的にオリジナリティを追求した”オンリーワン”の構想で車両製作をしました。
自然界の現象を模倣した3D曲面である羽への太陽電池施工、ボデー空力性能を向上させるために特化した足回り設計やモータ製作など、全体バランスの最適値を追う毎日を繰り返してきました。」
所属人数の多いチームですが、全員が”大会優勝”という一つの目標に向かい、団結力・一体感を強く感じました。
また、多くの子供たちにソーラーカーやものづくりの魅力を伝えるといった素晴らしい活動もされているとのことです。
10月の大会では、オーストラリア大陸を北から南へ約3,000kmを約5日間かけて縦断するとのことですが、皆様が無事笑顔でゴールできます様応援しています!!
チームの活動・大会の詳細については、下記よりご覧いただけます!!
▼工学院大学ソーラーチーム特集ページ
http://www.kogakuin.ac.jp/solar