支援団体インタビュー

2013年度

仙台市立仙台工業高等学校

定時制自動車部

【インタビューに答えてくれた方々】

髙橋 幸寛さん(機械科4年 部長 ドライバー指導)
佐々木 将也さん(機械科3年 副部長 バッテリー主任)
松本 恵太さん(機械科2年 メカニック)
皆川 達也さん(機械科2年 ドライバー)

仙台市立仙台工業高等学校 定時制自動車部

チーム紹介・マシンの特徴

ミスミ:部長の髙橋さん、まずはチームの紹介をお願いします。
髙橋さん:定時制課程に通う生徒で構成された部です。現在部員は4名と少ないですが、競技用電気自動車を製作し、ワールド・エコノ・ムーブ・グランプリ(WEMGP)に参加しています。
この大会は、年間4~5戦全国各地で開催され、そのレース結果に基づきポイントが与えられます。その獲得ポイントにより年間順位を競うシリーズ戦です。2008~11までジュニアクラス1位、2012~13は2位を獲得しています。

ミスミ:役割分担はありますか?
髙橋さん:レース時は、バッテリー主任、メカニック、ドライバー、ドライバー指導と、大きく4つの担当を置き仕事を分担しています。

仙台市立仙台工業高等学校 定時制自動車部

ミスミ:マシンの特徴を教えて下さい。
髙橋さん:現在レースに参加している車両は、6年前にカーボンモノコック構造で作られた車体で、当時在籍した先輩方が製作しました。その後、様々改良を加え性能向上に努め記録を伸ばしてきました。
参加しているレースのレギュレーションは、支給されたバッテリーを使用し2時間での走行距離を競うものです。使用できる電気量が少ないため、記録を向上させるためには様々な走行抵抗を減らすことが必要となります。
空気抵抗を減らすため、全幅560mm、前項480mm、全長2950mmと非常に細長い流線型をしています。

仙台市立仙台工業高等学校 定時制自動車部

前回大会への取り組み

ミスミ:前回の大会で工夫した点を教えて下さい。又苦労した点はありましたか?
髙橋さん:私は、昨年までドライバーとして、マシンを走らせてきました。
今年は、最上級生となりましたので、今まで培ってきた運転ノウハウを新人ドライバーに伝える役を担い各レースに参加しました。 レースでのドライビングは、バッテリー消費を考えた作戦に基づき走行します。 各計器類を見ながら走行するのですが、操作は感覚的なものが多いため、これを新人に伝えるのに苦労しました。
また、今年のレースは雨が多かったので安全に走り終えてくれるか不安でした。走行を見守るより、自分で走る方が気楽だと思いました。

ミスミ:バッテリー主任の佐々木さんは如何ですか?
佐々木さん:最終戦は、AC電源も発電機も使ってはいけないレギュレーションでした。この条件で充電を行う必要があるため、事前にいろいろ試行錯誤しながらレースに臨みました。
学校で使用しなくなったUPSをもらうことことができましたので、それを改造し活用しました。また、バッテリーを加温すると充電効率がよくなるので、その保温槽も製作し持ち込みました。結果として、改良点は見つかりましたが十分に機能したので良かったです。

ミスミ:メカニックの松本さんは如何ですか?
松本さん:今回は、チューブをより走行抵抗が少なくなる材質に変更しました。我々の車両は14インチタイヤを使用しているのですが、市販品で満足のいくものが無いため、26インチ用をカットし自分たちで接着し直して使用しました。走行中に空気漏れが無いよう注意を払い製作しましたが、レースが終わるまで心配でした。走り切れたので、ほっとしています。

ミスミ:ドライバ-の皆川さんお願いします。
皆川さん:ドライバーを新たに務めることになり、緊張し続けた1年でした。
正直に言って、視界は悪いし狭くてほとんど身動きができない中で2時間のレースは大変です。先輩方はよくこれで走ってきたと思います。
しかし、任されたからには全力で取り組まなければと思い、操作やコースを必死で覚え精一杯走ってきました。
しかし、今年のレースは雨が多くうまく走ることができず、1回もクラス優勝することができませんでした。来年は、もっとうまく走り優勝したいと思います。

仙台市立仙台工業高等学校 定時制自動車部

今後の目標

ミスミ:最後に、今後の目標について教えてください。
髙橋さん:今年度は、一度もレースで優勝することができず、作戦面での反省やマシンの改良点も多々見つかった1年でした。来年度は、これを糧に全レースで優勝し、年間チャンピオンに返り咲くことを目標にがんばりたいと思います。
また、マシン自体の基本設計も古さを感じてきましたので、新車の開発に取り組みたいと思います。

ミスミ:この度はインタビューにお答えいただき、ありがとうございました。

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