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第30回大会 ミスミ賞

紫電シデン 熊井

  • 熊井 裕一(くまい ゆういち)さん
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好きこそ物の上手なれ」
で続けた10年間

紫電に対する想い

紫電に対する想いや、制作にあたって工夫した点についてお聞かせ下さい

紫電は、大学時代から制作を始め、10年以上改良をしているロボットになります。

10年の間に、随時技術的な改良を施してきましたが、フレーム等は主に市販の物を使用しています。オリジナルの部分はどこなのかというと、ソフトウェアの部分です。特に二足歩行ロボットとして「ちゃんと歩ける」を重点的に考え、歩行に関するモーション(プログラム)など中身の工夫に力を入れました。

紫電(シデン)

  • 初出場

    第22回大会

  • 最高順位

    本大会ベスト8

  • Weight

    2.8 kg

  • Height

    51 cm

ロボットの製作のきっかけ

ものづくり、特にロボット制作を始めたのはいつ頃からですか

幼い頃から自動車や機械が好きで、小学生の頃から自分で自転車の修理をしたりしていました。高校や大学は工学系に進みましたが、実際にロボットを制作するようになったのは大学3年生の時、友人に誘われて学校のロボット研究室に入ってからです。

ものづくりに対して、私自身はあまり「得意」や「向いている」とは思ったことがないのですが、「好きこそ物の上手なれ」という言葉があるように、ロボットを通じて「ものづくり」が楽しいと感じているからこそ、仕事をしながらでも、なんとか時間をつくって続けられているのだと思います。

今後の目標

今後の目標や挑戦したい事についてお聞かせ下さい

ROBO-ONEへの参加は、第30回大会が3回目でした。仕事の関係上、コンスタントに出場することが難しいのですが、今大会では予想外に勝ち進み、自分でも驚きました。これからも可能な限り出場し、より上の成績を残したいです。

そして、紫電については、ハードウェア部分に市販品ではなく、3Dプリンタなどで制作したオリジナル部品を活用したり、ソフトウェアやデザインをさらに改良したりすることでもっと個性を出していきたいと考えています。

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