機械部品調達のAIプラットフォーム「meviy」

切削加工(角物)研削・バフ研磨 自動見積もり対応開始

~表面粗さRa0.4まで対応、需要の大きな高精度加工の自動見積もりを実現~

株式会社ミスミグループ本社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大野龍隆)が提供する機械部品調達のAIプラットフォーム「meviy(メビー)」は、2024年1月20日より新たに切削加工(角物)(以下、切削角物)において研削およびバフ研磨の自動見積もり対応を開始します。これにより、機械部品として使用される切削角物の約25%※1を占める需要の大きな高精度品の自動見積もりが可能となり、対応範囲が大幅に拡大、より幅広い部品調達のニーズに対応します。
今後もミスミはサービスの向上を通して、IA(インダストリアル・オートメーション)産業のお客さまにグローバルで時間価値を提供、生産性の向上に貢献してまいります。

※1

当社が実施したお客さまへのアンケート調査結果より算出。

研削、バフ研磨とは

研削、バフ研磨とは

研削、バフ研磨は表面加工の一種で、表面粗さの精度を上げるための加工です。部品の摺動性向上、シール性向上、汚れ付着防止といった目的で行われます。研削加工は、砥石を使って工作物を削る加工法です。高速回転する砥石を工作物に押し当て、工作物表面を少しずつ削ります。切削加工などの最終仕上げとして使われる点も特徴です。それに対し、バフ研磨加工は布、皮、ウレタンなどで作られた「バフ」を回転させて金属の表面を研磨しなめらかにする加工です。

背景

背景

研削、バフ研磨は、切削角物の市場において全体のおよそ25%に相当する非常に需要の大きな加工です。研削・バフ研磨の自動見積もり対応については、かねてより多くのお客さまからご要望をいただいており、高精度領域における自動見積もり機能の開発および生産体制の強化を行い、実現しました。これにより、これまで部品加工はmeviyで行い、研削・バフ研磨は別途外注せざるを得なかった高精度部品をmeviyで見積もりから発注まで一気通貫で手配できるようになり、幅広いシーンでご活用いただけるようになります。

サービス概要

サービス概要

リリース日

2024年1月20日

追加サービス

切削加工(角物)G(研削)、SPBF(バフ研磨)

対象材質

鉄、SUS、アルミ

フラットバー、パーカー処理、黒アルマイト(艶消し)は対象外

対応面粗度

~Ra0.4、~Rz1.6

対応寸法公差、外形公差

公差レンジ0.02(±0.01相当)まで

納期

標準納期+4日、長納期+4日

超短納期、短納期は対象外

サービスに関する詳細は以下をご参照ください。

形状・設定箇所事例

形状・設定箇所事例

モーターブラケット(研削指示:G-Ra0.4)

ベアリングホルダ(研削指示:G-Ra0.8)

meviyとは

meviyとは

meviyは機械部品の3DデータをアップロードするだけでAIが自動で即時見積もり、独自のデジタル製造システムにより最短1日での出荷を実現します。これまで、機械部品調達時に発生していた作業時間の9割以上を削減することで、お客さまの部品調達における非効率を解消するプラットフォームです。3年連続で国内シェアNo.1を獲得、第9回ものづくり日本大賞において「内閣総理大臣賞」を受賞し、製造業の生産性向上において高い評価を得ています。海外でのサービス提供も拡大しており、部品調達DXを通じた時間価値をグローバルで提供しています。

ミスミとは

ミスミとは

オートメーションの現場で必要とされる機械部品や、工具・消耗品などをグローバル32万社以上※2に販売しています。製造機能を持つメーカーと他社ブランド品を販売する商社としての顔を併せ持つ、ユニークな事業モデルとそれを支える事業基盤により、「グローバル確実短納期」を実現し、お客さまの利便性向上に貢献しています。

※2

2023年3月時点

報道に関するお問い合わせ
報道に関するお問い合わせ

株式会社ミスミグループ本社 コーポレート・リレーション室 松原

e-mail
Tel

03-6777-7502

MISUMI EC サイト

自動化装置・設備向けの特注部品や金型用部品、工具・消耗品など、最短当日出荷でお届け。ミスミ他、国内外の取扱メーカーは3,000社以上。

ミスミが提供するデジタル機械部品調達サービス

3Dデータをアップロードするだけで即時見積もり、最短1日出荷

お絵描き感覚で筐体設計できるソフトウェア

FA設計者のためのデータライブラリー