「丸物部品」を新たに提供開始

株式会社ミスミグループ本社（本社：東京都文京区、代表取締役社長：大野龍隆）が提供するデジタル機械部品調達サービス「meviy（メビー）」は、12月5日より切削加工のバリエーションを拡大し、回転軸やシャフト、円形プレートといった丸物部品の提供を開始します。

旋盤加工、マシニング加工、ワイヤー加工に加え、部品の硬度を高める焼き入れ処理にも対応。また2個以上で30％、50個で40％割引にてご購入いただけます。既に提供を行っている板金・角物部品に加え、丸物部品もmeviyでご提供を開始することで、ワンストップで購入可能な部品のバリエーションがさらに広がります。ミスミは今後もお客さまへの利便性を高め、部品調達における非効率解消へ貢献いたします。

meviyでは材質、部品形状、納期選択肢の拡大など、お客さまニーズにお応えして利用シーンの拡充に努め、現在9万人のユーザーにご利用いただき、オンライン機械部品調達サービスではシェアNo.1を獲得しています。

今回新しく提供する丸物部品は、ヤマザキマザック社と共同開発を行い、同社の「マザトロールDX」を活用し加工現場の製造プロセスをDX化することで、安価で短納期な商品の提供を実現しています。これらのオープンイノベーションにより、丸物部品も3Dデータだけで自動見積もり（※1）・自動製造が可能となり、従来の紙図面による部品調達の手間が削減される範囲を大きく拡げることができました。今後も商品バリエーションの拡充により、インダストリアル・オートメーション産業のお客さまの非効率を解消し、時間価値を提供してまいります。

meviyは機械部品の3DデータをアップロードするだけでAIが自動で即時見積もり、最短1日での出荷を実現します。これ迄、機械部品調達時に発生していた作業時間の9割以上を削減することで、お客さまの部品調達における非効率を解消するサービスです。オンライン機械部品調達サービスで国内シェアNo.1を獲得し、海外での展開も開始しています。

「マザトロールDX」とは、ヤマザキマザックの工作機械に搭載されるCNC装置「MAZATROL」と同期するサブスクリプション型のソフトウェアであり、加工現場の製造プロセスをDX（デジタル変革）するソリューションです。
3DCADデータとAI・デジタルツイン技術を活用することで、「加工時間の自動見積もり」「加工プログラムの自動生成」「加工現場の機械へのデジタル指示書の発行」「自動計測などの段取り支援」などの機能を実装し、「加工現場の作業内容やスキルギャップの平準化」「製造リードタイムの短縮」に大きく貢献します。

オートメーションの現場で必要とされる機械部品や工具・消耗品などをグローバル33万社以上に販売しております。製造機能を持つメーカーと他社ブランド品を販売する商社としての顔を併せ持つユニークな事業モデルと、それを支える事業基盤により「グローバル確実短納期」を実現し、お客さまの利便性向上に貢献しています。