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行動規範

ミスミグループでは2022年11月従来あった「行動規範」を全面的に改訂し、「企業行動規範」と「社員行動規範」に再編成しました。新しい行動規範は、ミスミの成長連鎖経営を実現する「志」「提供価値」「使命」に基づく行動と、国連グローバルコンパクトの原則をはじめとするグローバルな社会的要請に基づく行動を定めています。また、それらのうち、企業としてとるべき行動を「企業行動規範」に、役員・社員一人ひとりがとるべき行動を「社員行動規範」にまとめています。
これをグループ全体で浸透をはかるべくハンドブックを作成し、定期的に教育・研修を実施してまいります。

ミスミグループ 企業行動規範

ミスミの志、提供価値、使命、志向する経営の形(ミスミバリューズ)に基づく行動規範

    <ミスミの志>
  •  ミスミグループの「志」は、我々のお客さまであるインダストリアル・オートメーション産業(IA産業)の「時間の制約」を解消することにより、社会の持続的発展に貢献し続けることにあります。IA産業に点在する様々な非効率を「時間」を切り口に解消し、IA産業界の発展を支援し、社会の持続的発展へと繋げます。同時に、様々な国際社会の要請にも的確に応えることで、社会の一員としての責務を果たして参ります。
    <ミスミの提供価値>
  •  ミスミグループは、「確実短納期」と「お客さまの工数削減(ムダな業務・作業の削減)」という二つの時間価値を向上させ続けることにコミットしています。そのため、ミスミの全ての役職員は常にお客さまへの時間価値提供を第一に考え、価値の提供を通じて自身の成長も図ってまいります。
  •  ミスミグループは、お客さまに対し、高い「時間価値」提供を行う最大のステークホルダーは社員であると認識し、社員が「顧客時間価値」を高めるための環境を最大限構築します。
    <ミスミの使命>
  •  ミスミグループは、そのユニークなビジネスモデルを通じ生み出される価値を、お客さまに提供することにより、これまでの成長を実現してまいりました。ミスミモデルを進化させ、従来提供できなかった「商品」「価格」「納期」「サービス」を提供可能とすることで、お客さまの時間価値向上を図っています。ミスミグループにとって、生命線であるミスミモデルを常に進化させることは「使命」であり、成長連鎖を作動させる出発点でもあります。
    <使命達成手段>
  •  ミスミグループは、源流戦略である「時間戦略」を常に発展進化させます。
  •  IA産業のトータルサプライチェーン、トータルビジネスプロセス(顧客・自社・仕入先)に潜むあらゆるムダに着目し、時間を切り口にモデル進化を図ります。
  •  その活動を加速させるため、ミスミでは、社員全員が「次の挑戦」に向かうことを強く奨励し、尊重します。
  •  「次の挑戦」は顧客時間価値増大、社会貢献につながり、それが自分の「次の成長」を呼ぶサステナブルな循環(成長連鎖)の「元気の素」となります。
  •  そのために、ミスミグループの社員全員が「次どうする?」を問い続け、常にモデル進化に最速で向かう組織に変化し続けます。
    <志向する経営の姿>
  •  ミスミグループは、社員の挑戦を起点とした成長連鎖経営を目指します。
  •  お客さまの時間価値向上には、以下3つの視点が必須であると考え、常に強く意識します。
    • ①成長性:一つの施策が次の成長を呼び込む発展的高成長を志向
    • ②戦略性:「時間」を核とした高い戦略性を志向
    • ③能動性:自ら動く挑戦心旺盛な社員像を志向

グローバルな社会的要請に基づく行動規範

  •  ミスミグループは、志・提供価値・使命・使命達成手段・志向する経営の形に基づく行動だけではなく、グローバル企業として様々な社会的要請に応えて行動する必要があります。
  •  社会的要請に応える観点から、外部のステークホルダーとの関係における行動規範と、社内における行動規範を定めます。

外部のステークホルダーとの関係における行動

    <お客さまとの関係>
  • 1. ミスミグループは、より高い「時間価値」を提供し続けることによって、IA産業に点在する非効率を「時間」を切り口に解消します。
  • 2. ミスミグループは、談合・カルテルその他各国の競争法規に違反する行為を行わず、常に公正な取引を行います。
    <仕入先との関係>
  • 3. ミスミグループは、国内外を問わず、オープンで公平・公正な調達活動を行います。
  • 4. ミスミグループは、「時間価値」に共鳴するパートナーとの取引を重要視します。仕入先の選定にあたっては、品質・価格・納期を含む提供サービスの時間価値に加え、継続的な改善に取り組む組織力・技術力、さらに法令遵守・環境保全・安全衛生・人権保護等を総合的に評価し、合理的に決定します。
    <株主・投資家との関係>
  • 5. ミスミグループは、適時・適正な企業情報を開示することにより説明責任を果たし、企業価値の増大による株主からの期待に応えます。
    <地域社会等との関係>
  • 6. ミスミグループは、自社を含むIA産業のトータルプロセスに潜む「ムダ」を根本的に排除することによって、従来の大量生産・大量消費・大量廃棄経済から循環型経済への移行加速に貢献します。また、自社の事業活動を通して地球温暖化防止などの気候変動対策に取り組むとともに、仕入先も含めたトータルサプライチェーンにおける環境対策の管理・実行、加えて、商品の品質・安全性も含めた環境経営を推進します。
  • 7. ミスミグループは、地域の文化・慣習・歴史を尊重した事業展開を心掛け地域との調和を図ります。
    <政府・行政機関との関係>
  • 8. ミスミグループは、国内外の法令を遵守するとともに、政府・行政機関に対して、事業活動における便宜を受けることを目的に不当な働きかけをしません。

社内における行動

    <人権および職場環境>
  • 9. ミスミグループは、全ての役職員の人権を尊重し、役員・社員が安全で働きやすい職場環境を実現し、発展させます。また、その実現のため、国連「ビジネスと人権に関する指導原則」やILO「労働における基本的原則および権利」等の国際規範を尊重し、国内外の関連法規を遵守の上、結社の自由といった社員の労働者としての権利を尊重し、児童労働・強制労働を行いません。
  • 10. ミスミグループは、バックグラウンド・スキル・性別・国籍等の多様性の確保を重視し、機会均等を前提とした人材の採用・育成・登用・処遇を行います。
    <知的財産権>
  • 11. ミスミグループは、特許権・商標権・著作権等の知的財産権を尊重し、自社の権利を保護するとともに、他者の権利を侵害しません。
    <会計・税務>
  • 12. ミスミグループは、会計基準、関連法令および社内ルールに従って、経理・会計・税務・財務処理手続きを適時、適正に行います。
    <業務遂行>
  • 13. ミスミグループは、社員の業務の執行に必要な会社資産、情報およびデータを貸与します。
  • 14. ミスミグループは、情報を適切に管理・保全し、情報の漏洩やデータの破壊を防ぐため、情報セキュリティの維持・強化に努めます。
    <内部通報>
  • 15. ミスミグループは、内部通報制度を適切に運用し、通報者・利用者の保護を保証します。

ミスミグループ社員行動規範

    「ミスミグループ企業行動規範」と「ミスミグループ社員行動規範」
  •  ミスミグループが目指すのは(志)、我々のお客さまであるインダストリアル・オートメーション産業(IA産業)の「時間の制約」を解消することを通じ、社会の持続的発展に貢献し続けることです。
  •  ミスミグループにとって、お客さまに時間価値を提供するミスミモデルを常に進化させることは「使命」であります。
  •  ミスミグループ、そして私たち全員が、強い志と使命感をもって、お客さまの時間価値を向上させること、同時に、社会からの様々な要請を踏まえながら、グローバルに尊敬される企業市民として社会の発展に貢献していくことを目的とし、ミスミグループでは「企業行動規範」を策定しました。
  •  「ミスミグループ社員行動規範」は、ミスミグループの企業行動規範を、更に、私たち一人一人が取るべき行動として具体的に設定したものです。
  •  ミスミグループに関わる全ての役職員が、ミスミグループの企業行動規範を理解したうえ、「社員行動規範」に記載されている行動を取ることにより、ミスミの使命を果たし、ミスミグループが社会から信頼される企業として発展していくことを期待します。

ミスミの志、提供価値、使命、志向する経営の形(ミスミバリューズ)に基づく行動規範

    ミスミグループ企業行動規範(要約)
  •  ミスミグループは、ミスミモデルを常に進化させることを使命とします。
  •  そのために、ミスミグループは、源流戦略である「時間戦略」を常に発展進化させます。
  •  ミスミグループは、お客さまに対し高い「時間価値」提供を行う最大のステークホルダーは社員であると認識し、社員が「顧客時間価値」を高めるための環境を最大限構築します。
  •  その環境の中で、社員全員が「次の挑戦」に向かうことを強く奨励し、尊重します。
  •  ミスミグループは、これらを通じ社員の挑戦を起点とした 成長連鎖経営 を目指します。
    社員行動規範
  • 私たちの「使命」
    私たちは、ミスミモデルが全ての社員の弛まぬ努力によって成り立つものであることを確り認識し、私たち全員がミスミモデルを進化させる使命を担うと理解しています。
  • 「お客さまの時間価値」を第一とした行動
    私たちは、「確実短納期」と「お客さまの工数削減(ムダな業務・作業の削減)」という二つの時間価値からなる「お客さまの時間価値への貢献」を全活動の出発点に据えます。また、私たちの遵守すべき思考、行動は常に「お客さまの時間価値」を第一優先とします。私たちは、お客さまに時間価値を提供することをモチベーションの源泉とし、「時間価値」の増大を通じ、自分たち自身の成長にもつなげていきます。
  • 「次の挑戦」
    私たちは、常に二つの「次の挑戦」を追いかけ、お客さまへの時間価値向上に努めます。ミスミモデルの進化を実現する「次のテーマへの挑戦」自らを成長させ続ける「次の役割への挑戦」「次どうする?」を自分にも周囲にも常に問い続け、能動的に貪欲に行動することで、お客さま、社会、会社、そして私たち自身の成長連鎖を作りだす起点となります。
  • 自己の成長への拘り
    私たちは常に「自ら学び、自ら考え、自ら試し」自己の成長に挑み続けます。お客さまへの時間価値向上に向け、私たちは「時間を操る術」を身につけ、時間戦略を進化させていきます。

グローバルな社会的要請に基づく行動規範

  •  ミスミグループは、志・提供価値・使命・使命達成手段・志向する経営の形に基づく行動だけではなく、グローバル企業として様々な社会的要請に応えて行動する必要があります。
  •  社会的要請に応える観点から、外部のステークホルダーとの関係における行動規範と、社内における行動規範を定めます。

外部のステークホルダーとの関係における行動

■お客さまとの関係
    ミスミグループ企業行動規範
  •  ミスミグループは、より高い「時間価値」を提供し続けることによって、IA産業に点在する非効率を「時間」を切り口に解消します。
  •  ミスミグループは、談合・カルテルその他各国の競争法規に違反する行為を行わず、常に公正な取引を行います。
    社員行動規範
  • 製品の安全性確保と品質管理
    私たちは、製品の企画、設計段階で製品の安全性につき十分考慮し、また製造段階において適切な品質管理のできる体制構築に努めます。
  • お客さまの声への誠実な対応
    私たちは、お客さまからの要望・相談に誠実に対応します。私たちに寄せられたお客さまの声は、社内関連部門にすみやかに報告し、製品やサービスの改善など以後の事業活動に活かします。
  • お客さま情報の保護
    私たちは、関連法規に従い、お客さまの情報が本人の同意なしに第三者に提供されることがないよう適切に管理します。
  • 誇大・虚偽表示の禁止と適切な情報提供
    私たちは、お客さまに誤解を与える誇大な表現や、製品の品質・材質・仕様等についての虚偽の表示を行いません。製品・サービスに関して常に適切で分かりやすい情報提供を行うよう努めます。
  • 不公正な取引の禁止
    私たちは、不当に取引を拒絶すること、不当に製品を廉売することなど、公正な競争を阻害する恐れがある取引を行いません。
  • 談合・その他不法な取り決めの禁止
    私たちは、同業他社と必要のない接触を行わず、接触が必要な場合においても、製品・サービスの価格その他の競争情報についての協議・談合・カルテルその他各国の独占禁止または競争に関する法規に違反する行為を行いません。
  • 過剰な接待・贈答の禁止
    私たちは、お客さま等に対して、法令や社会通念上許容される範囲を超えた過剰な接待や贈答を行いません。
■仕入先との関係
    ミスミグループ企業行動規範
  •  ミスミグループは、国内外を問わず、オープンで公平・公正な調達活動を行います。
  •  ミスミグループは、「時間価値」に共鳴するパートナーとの取引を重要視します。仕入先の選定にあたっては、品質・価格・納期を含む提供サービスの時間価値に加え、継続的な改善に取り組む組織力・技術力、さらに法令遵守・環境保全・安全衛生・人権保護等を総合的に評価し、合理的に決定します。
    社員行動規範
  • 仕入先の合理的な選定
    私たちは、仕入先の選定にあたっては、品質・価格・納期提供サービスの時間価値に加え、以下の各項目の状況を踏まえて総合的に評価し、合理的に決定します。
    • 時間価値の思想に共鳴し、かつ時間価値向上を実現する意欲・技術を有すること
    • 継続的な改善に取り組む組織力・技術力があること
    • 各国の関連法令を遵守していること
    • 資金洗浄(マネーロンダリング)、利益相反行為、贈収賄等の不正行為、腐敗行為がないこと
    • 紛争や人権侵害などが行われている状況の中で発掘された、いわゆる紛争鉱物を使用していないこと
    • 児童労働や強制労働その他の人権侵害を行っていないこと
  • 公正な取引
    私たちは、購入者や委託者という立場を利用して、仕入先等との価格その他の取引条件を一方的に決定・変更することや、不合理な要求や義務を課すことはいたしません。日本における下請法など、仕入先との取引に関する各国の法令および公正な商慣習を遵守します。
  • 秘密情報の適切な管理
    私たちは、仕入先等から秘密保持契約等に基づいて提供された情報については適切に管理し、契約で認められた目的・範囲を超えて使用しません。
  • 不当な金品授受の禁止
    私たちは、仕入先等との関係で、不当な利益を与えたり、不当な利益を受けることを目的とした金品の授受を行ったりしません。接待や贈答品については、妥当な礼節を踏まえた上で合理的な理由がない限り辞退します。
■株主・投資家との関係
    ミスミグループ企業行動規範
  •  ミスミグループは、適時・適正な企業情報を開示することにより説明責任を果たし、企業価値の増大による株主からの期待に応えます。
    社員行動規範
  • 適時・適正な企業情報の開示
    私たちは、株主・投資家に加えて、お客さま・仕入先などミスミグループ各社の関係者に対して、適時・適正な企業情報を開示し、信頼される企業として発展するよう努めます。
  • インサイダー取引の禁止
    私たちは、ミスミグループ各社の未公開の重要事実を知った場合、その事実が公開されるまで株式会社ミスミグループ本社の株式売買を一切行いません。
■地域等との関係
    ミスミグループ企業行動規範
  •  ミスミグループは、自社を含むIA産業のトータルプロセスに潜む「ムダ」を根本的に排除することによって、従来の大量生産・大量消費・大量廃棄経済から循環型経済への移行加速に貢献します。また、自社の事業活動を通して地球温暖化防止などの気候変動対策に取り組むとともに、仕入先も含めたトータルサプライチェーンにおける環境対策の管理・実行、加えて、商品の品質・安全性も含めた環境経営を推進します。
  •  ミスミグループは、地域の文化・慣習・歴史を尊重した事業展開を心掛け、地域との調和を図ります。
    社員行動規範
  • 地域環境への配慮
    私たちは、開発・調達・生産・納入・使用・廃棄までの全てのライフサイクルにおける製品とサービスの環境負荷低減に努めます。
  • 環境法令の遵守
    私たちは、環境保護に関する各国の法令に従い、業務を遂行します。万一環境に重大な影響を与える事態が発生した場合には、拡大防止に努め、遅滞なく原因究明、再発防止を行い、社内外に適切な情報開示を行います。
  • 地域の文化・慣習・歴史を尊重した事業展開
    私たちは、海外各国や各地域の文化・慣習・歴史を正しく認識し、各国や各地域と調和した事業展開を行います。また、地域の文化・慣習・歴史を尊重した行動を心掛け、社会貢献活動に積極的に取り組みます。
  • 反社会的勢力との関係断絶
    私たちは、反社会的勢力に対して、「金を出さない」・「利用しない」・「恐れない」を基本原則として一切の関係を断絶します。
■政府・行政機関との関係
    ミスミグループ企業行動規範
  •  ミスミグループは、国内外の法令を遵守すると共に、政府・行政機関に対して、事業活動における便宜を受けることを目的に不当な働きかけをしません。
    社員行動規範
  • 法令の遵守
    私たちは、事業活動に適用される国内外の法令を遵守し、法令上必要な届出・報告等の必要な各種手続きを誠実に行います。
  • 安全保障貿易管理
    私たちは、安全保障貿易管理をはじめとする製品の輸出入、販売に関する法令・社内ルールを遵守します。
  • 腐敗行為の禁止
    私たちは、国内外の政府・行政機関との間で、不正な金銭・便宜の授受(贈収賄)、法令や社会通念上許容される範囲を超えた過剰な接待といった腐敗行為の一切を行いません。

社内における行動

■人権および職場環境
    ミスミグループ企業行動規範
  •  ミスミグループは、全ての役職員の人権を尊重し、役員・社員が安全で働きやすい職場環境を実現し、発展させます。また、その実現のため、国連「ビジネスと人権に関する指導原則」やILO「労働における基本的原則および権利」等の国際規範を尊重し、国内外の関連法規を遵守の上、結社の自由といった役職員の労働者としての権利を尊重し、児童労働・強制労働を行いません。
  •  ミスミグループは、バックグラウンド・スキル・性別・国籍等の多様性の確保と機会均等を重視した人材の採用・育成・登用・処遇を行います。
    社員行動規範
  • 人権の尊重
    私たちは、個人の基本的人権、個性および多様性を尊重し、人種・国籍・性別・宗教・信条・出生・年齢・性的指向・身体的特徴・心身の障害等による差別や嫌がらせをしません。
  • 安全で働きやすい職場環境の実現
    私たちは、安全衛生関連の法令および社内ルールを遵守し、安全で働きやすい職場環境の維持に努めます。
  • ハラスメントの禁止
    私たちは、個人としての尊厳を不当に傷つける各種のハラスメント(セクシュアルハラスメント・パワーハラスメント・モラルハラスメント等)を一切行いません。
  • 個人情報の漏洩防止
    私たちは、業務上知りえた社員の個人情報については、業務目的のみに使用し、本人の同意なしに第三者に情報が漏洩しないよう管理します。
■知的財産権
    ミスミグループ企業行動規範
  •  ミスミグループは、特許権・商標権・著作権等の知的財産権を尊重し、自社の権利を保護するとともに、他者の権利を侵害しません。
    社員行動規範
  • 知的財産権の保護と適切な運用管理
    私たちは、職務上創出した重要なアイデア等に対して、特許等の出願前に社外に漏れないよう注意し、適切なタイミングで出願します。登録された特許等は、他者に無断で使用されていないかも含め適切に運用管理します。また、会社が運用管理する知的財産権を会社の許可なく使用しません。
  • 他者の知的財産権の侵害禁止
    私たちは、新しい製品やサービスを市場に出すまでに、関連する特許等の知的財産権を調査し、他者の知的財産権を侵害しません。コンピュータソフトウェアその他の著作物については、法令や契約等により認められた範囲内で使用するものとし、違法な複製やダウンロードを行いません。
■会計・税務
    ミスミグループ企業行動規範
  •  ミスミグループは、会計基準、関連法令および社内ルールに従って、経理・会計・税務・財務処理手続きを適時・適正に行います。
    社員行動規範
  • 正確で迅速な処理
    私たちは、会計基準、関連法令および社内ルールに従って、適正な会計・税務処理を実施します。会社からの支払処理や立替経費等の精算は正確かつすみやかに行い、虚偽の申告等を行いません。
  • 記録の正確性維持
    私たちは、事業活動に係る記録や報告を適時・適正に行い、記録の正確性の維持に努めます。ミスミグループ各社が保有する情報に対して、改ざん・不正な削除や追加を行いません。
  • 財務記録等の不法な開示の禁止
    私たちは、関連法令に従い、ミスミグループ各社の財務記録等を適時・適正に開示し、虚偽情報の開示を行いません。
■業務遂行
    ミスミグループ企業行動規範
  •  ミスミグループは、社員の業務の遂行に必要な会社資産、情報およびデータを貸与します。
  •  ミスミグループは、情報を適切に管理・保全し、情報の漏洩やデータの破壊を防ぐため、情報セキュリティの維持・強化に努めます。
    社員行動規範
  • 業務の忠実な実行
    私たちは、ミスミグループの社員としての責任感をもち、信頼や期待を裏切らないよう誠意をもって、業務を忠実に実行します。法令・社内ルール・行動規範に違反する行為や与えられた権限の濫用は業務上いかなる状況においても行いません。
  • 会社資産の適切な使用・管理
    私たちは、会社の資産、情報およびデータを有効に活用するために、事業活動において適切に使用し、管理します。会社から貸与された資産、情報およびデータを業務以外に使用せず、またその使用に関しては、ミスミグループ各社の社内ルールおよび上位職の指示に従います。
  • 利益相反行為の禁止
    私たちは、個人的な利益または第三者の利益を目的に、ミスミグループ各社の製品やサービスと競合する取引や事業を行いません。
  • 個人情報・秘密情報の漏洩禁止
    私たちは、社員の個人情報を本人の同意なしに第三者へ提供しません。同様に、ミスミグループ各社の秘密情報を会社の許可なく第三者へ提供しません。また退職後においても、在職中に知った秘密情報を会社の許可なく使用または第三者へ提供しません。
■内部通報制度等
    ミスミグループ企業行動規範
  •  ミスミグループは、内部通報制度を適切に運用し、通報者・利用者の保護を保証します。
    社員行動規範
  • 行動規範違反行為等の報告
    私たちは、本行動規範に対する違反および違反が疑われる行為があった場合は、役員および上位職に適時、適正に報告します。
  • 行動規範違反時の処分
    私たちは、本行動規範に対する違反は、ミスミグループ各社における就業規則その他雇用契約上の重要な違反であり、人事・雇用上の懲戒その他の処分対象となることを認識します。
  • 内部通報利用者の保護
    私たちは、内部通報制度の利用者につき、通報または相談したことを理由として、不利益な取扱いを行わず、また違反および違反が疑われる行為の調査協力者に対して、対象事案に関する調査に協力したことを理由として、不利益な取扱いを行いません。