新井 佑弥 物流というインフラから
ミスミの競争力を生み出す。

入社年:2011年度新卒入社
学部:商学部
所属:物流サービスプラットフォーム 日本物流統括室
日本物流開発チーム

小さな決断が与える
大きなインパクト。

学生時代、私が所属していたマーケティングゼミの教授が「組織論にこだわっている面白い会社がある」と紹介していたのがミスミでした。その言葉をきっかけにミスミを志望。選考を受ける過程で感じた、アカデミックな理論を実践に落とし込んでいく経営方針に共感し、入社を決意しました。

入社後の配属は物流部門。1年目から担当した、梱包時に使用される緩衝材などの資材全体のコストダウン業務では、上司が私に取引先の選定や交渉を一任。自らが先頭に立ち、プロジェクトを推進しました。ミスミは取り扱う物量が膨大な分、商品一点あたりの輸送コストを削減するだけで、大きな改善へと繫がります。細かな調整を積み重ねた結果、数千万円単位のコスト削減に成功。営業のように「利益を上げる」だけでなく、「コストを下げる」ことでも、これだけ事業に大きなインパクトを与えられる。そう確信した出来事でした。

物流は経営戦略上の武器。
最適なオペレーションは競争力になる。

物流には、無数の選択肢が存在します。その中から最適解を選び、お客様へ届けるまでのオペレーションを構築していく過程では、高い戦略性が求められるのです。同じ発送日でも、運送会社や陸路、空路の選択など、オペレーションの組み方次第で到着日やコストは大きく変動します。また、海外への輸出入となると、法律や税関などの障壁も。その障壁を乗り越えるために、さまざまな制約を見極め、最短日数での配送を実現するには何が必要かを紐解いて、最適な方法を構築していきます。大切なのは、ただ届けるだけではなく、いかにスピード感や確実性などの付加価値をプラスして届けるかという視点。特に「確実短納期」は、ミスミの重要な競争力となっています。

今後、競合の新規参入などで、商品がコモディティ化していく中、物流などのインフラサービスの戦略性が勝負の分かれ目となっていくはず。物流というバックエンドから事業や会社の成長を支えていきたいと思っています。

事業部との連携が
高付加価値の物流を実現する。

どんな事業部とも密接に関われることが、物流部門の特徴。ビジネスは、物流部門だけでは生み出せませんし、商品事業部だけでも成り立ちません。「お客様へ価値を提供する」「事業へ貢献する」という同じ目的に対し、足りない役割を補い合うことで初めてビジネスは成立するのです。いかに早く、正確にお客様に製品をお届けできるかを決めるのは、この連携次第。以前、事業部からイレギュラーな短納期での案件を相談された際、ノウハウを結集して何とか実現に漕ぎ着けたことで、その事業部の売り上げが増加し、事業部の担当者から「新井さんのおかげで助かった」と感謝の言葉をもらったこともありました。

今後の重要なミッションは、海外の現地法人での物流オペレーションの最適化。日本の本社で各事業部と磨き上げたノウハウを、海外の現地法人にいかに展開できるかという点が重要になってきます。ミスミのグローバル展開の基盤づくりを担う責任は大きいですが、その分やりがいも十分です。

希望の配属ではなかった。
しかし、その配属が自分に武器をもたらした。

正直に言いますと、入社当初は事業部への配属を希望していました。しかし、物流部門でキャリアを歩んできた今、この配属に不満や後悔は全くありません。物流はどの事業部、どの会社にも存在するインフラ。この分野で蓄積したノウハウは、ビジネスマンとして大きな武器になるはずだからです。

例えば、事業部側に異動して、このノウハウを展開できると、他の人には生み出せない視点を提供できる希少性の高い人材になれるでしょう。また、「コストを下げる」ことに精通しながらも、「利益を上げる」こともできれば、経営人材としてより価値を発揮できます。初めに希望した部署だけが自分に最適だとは限りません。想定とは違う環境に身を置くことになったときこそ、未知の領域の知識と、かけがえのないスキルを身に付けるチャンス。習得した能力はビジネスマンとしての足腰となり、自らのキャリアを強く支えていくはずです。