AT講座

 ■IRQ



IRQ  IRQ(Interrupt ReQuest)とは、CPU の周辺にあるデバイスからの割り込み要求信号のことで、CPU はこの信号を受けると、現在行っている処理を中断して周辺デバイスから要求された処理を行います。

なお周辺にあるデバイスは多数存在するため、CPU が割り込み要求を区別するために識別番号が設けられており、AT互換機では IRQ0〜IRQ15 までの16個が用意されています。

 現在のAT互換機では、マザーボード上の I/O コントローラチップの中にIRQ 回路が組み込まれています。このIRQ回路は、2個のIRQ コントローラをIRQ2 とIRQ9 でカスケード接続して、合計15個のIRQ が使用できるようになっています。IRQ は、拡張カードなどの外部デバイスが使用するだけでなく、マザーボード上の各デバイスを使用しています。その使用状況は下表のとおりです。



AT互換機のIRQ使用状況
IRQ番号使用しているデバイス一般的に使用される拡張カード
  0システムタイマ 
  1キーボード 
  2IRQ9 とカスケード接続 
  3シリアルポート2(COM2) 
  4シリアルポート1(COM1) 
  5空き(LPT2)サウンドカード
  6FDD 
  7LPT1 (プリンタ) 
  8リアルタイムクロック 
  9空き(IRQ2 ヘリダイレクト) 
 10空きLAN カード
 11空きSCSI ホストアダプタ
 12PS/2 マウスポート 
 13コプロセッサ 
 14IDE プライマリ 
 15IDE セカンダリ 

IRQ5 は本来 LPT2 用だが、現在では LPT2 はほとんど使用されないため、実質は「空き」に等しい。
IRQ7 は、LAN に接続されたネットワークプリンタのみを使用する場合は「空き」にできる。
IRQ9 は、XT バスカードでIRQ10 以上の設定ができない場合に使用されることがあります。
IRQ12 や IRQ15 は、それぞれのデバイスが無ければ「空き」にできるが、拡張カード側で設定できない場合もある。

 以上のように、IRQ は15個の割り当てがありますが、実際に使用できるの番号は限られています。例えば Windows を使ってCOM1 〜 COM4 を全て使い、さらにサウンド、LAN 、ビデオキャプチャー、SCSI などのデバイスを拡張しようとすると、アッという間に IRQ は足りなくなります。IRQ を設定する場合、使わないデバイスには IRQ を割り振らないという考えで、使うシステムに最適な割り振りを考えましょう。


IRQ,I/Oアドレス,DMA

I/Oアドレス  ・DMA

IRQ,I/Oアドレス,DMAの設定方法
棒
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IRQ,I/Oアドレス,DMA
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